井上良馨(鹿児島県鹿児島市・郡元墓地)
薩摩藩士、海軍大将、元帥。19歳で薩英戦争に初陣として参加し、沖小島砲台において砲戦奮闘して負傷した。慶応四(1868)年の戊辰戦争では軍艦春日丸に乗組み、箱館砲撃に功を奏した。以後海軍に身を投じ、明治八(1875)年雲揚艦長として朝鮮国沿岸巡航中、江華島で砲台よりの砲撃に対して応戦し、江華島事件のきっかけをつくった。日清戦争を経て、日露戦争には横須賀鎮守府司令長官として参加し、この間大将・元帥に進み、海軍部内の薩摩閥の長老として重きをなした。昭和四(1929)年3月22日没。享年85歳。
昭和四年