鍋島直大(佐賀県大和町・春日山御廟所)
佐賀藩第十一代藩主。維新当時の佐賀藩主。学問を草場佩川に受け、文久元(1861)年加冠、将軍家茂に謁してその一字を拝受して茂実と名乗り、信濃守と称した。同年12月に襲封して以後廃藩置県に及んだ。明治元(1868)年2月議定職・外国事務局輔加勢・同局権輔、3月横浜裁判所副総督となり、ついで戊辰戦争に命をうげて藩兵を上野・東北戦争に送り活躍さ喧た。当時フランスが差押えていた横須賀造船所を受け取って藩兵に守らせたりした。同年6月外国官副知事に任命され、対スペイソ条約締結全権委員となり、8月左近衛権少将、9月参与職につき、二(1869)年5月すべての職務を解かれて国事諮詢のため隔日、麝香間祗侯を命ぜられた。四(1871)年11月イギリス留学、在留前後8年におよび、佐賀の乱直後帰佐して乱後の動揺を案じた。十二(1879)年8月外務省御用掛となり、十三(1880)年特命全権公使イタリア在勤を命ぜられた。十五(1882)年帰朝し元老院議官兼式部頭・式部長官、のち貴族院議員・宮中顧問官・各協会会長、皇典講究所、国学院大学長を勤めた。大正10(1921)年6月19日没。享年76歳。
高伝寺から佐賀城址まで3キロ歩き、島さんおられた来迎寺からここまで延々約6キロを徒歩行(途中で曲がりそこなったのでかなり行き過ぎ、気付いたら「巨石パーク」まで来てしまいました…往復2キロのロス…)、佐賀での行脚もこれで終わり、意気揚揚と博多へ凱旋!…のはずが…。バスがないのでとりあえず国道へ出ることにしました。国道263号線に沿って歩き、バス停を探したのですが、全然無い!!!タクシーも来ない!!!!結局「高木瀬工業団地」の停留所に辿り着くまで更に4キロ歩くことに…(実は私が歩いたのは263号線バイパスで、本物の263号線は隣だったのです。こちらにはいっぱいバス停があります…)。もう特急の中で死にかけてました。これで終わったと思いきや、博多では地下鉄赤坂駅からちょっと歩いたところにあるラーメン屋に行こうとしましたが、何分疲れ果ててた上、夜だったのでどっかで道を間違えて…気がついたら…須崎埠頭(駅から片道約2キロ)!!!!!!来た道を戻って、「元祖長浜屋」でラーメンと麦酒のうまいこと美味いこと。ホテルに辿り着いたときはもう立てないかと思いました。しかし翌日には更にハードな福岡行脚が控えていたのです。さて超回復はできるか!?
高辻修長(東京都文京区・吉祥寺)
堂上公家。安政五(1858)年10月少納言に任じ、同年12月侍従を兼ね、万延元(1860)年12月文章博士、文久三(1863)年正月大内記となった。元治元(1864)年7月長州藩士の大挙上京に際し、北小路随光らと共に同藩の嘆願を容れるべき旨建議した。さらに慶応二(1866)年8月中御門経之ら二十二卿の廷臣が参内し、朝政の改革・征長軍の解兵などを建言したときもそれに加わり、ために差控を命ぜられた。慶応三(1867)年3月差控を免ぜられて出仕し、6月より明治天皇の漢籍の講学に侍し、維新後は侍従として側近に奉仕、また皇太后宮亮・東宮侍従長・宮中顧問官などを歴任、正二位に陞った。大正十(1921)年6月20日没。享年82歳。
もへい様寄贈
渡辺昇(東京都港区・青山墓地)
大村藩士。安政の末江戸に出で安井息軒の門に入り、また剣を斎藤弥九郎の塾に学び、のち桂小五郎に代わりその塾頭になった。つとに尊王攘夷の志を抱き、桂小五郎ら志士と交わって時事を談じた。文久三(1863)年9月大村藩勤王三十七士の義盟なるや、その領袖として活躍し、反論を一定して薩長と志を通じ、その間を往来してよく王政復古の大業を翼賛した。慶応四(1868)年4月長崎裁判所出仕以来、太政官権弁事兼刑法官権判事・待詔局主事・中弁・弾正大忠・盛岡県権知事・大阪府権知事を歴任、明治十(1877)年大阪府知事、明治十三(1880)年元老院議官を経て、明治十七(1884)年会計検査院長となった。大正十(1921)年8月27日没。享年76歳。

もへい様寄贈
安田善次郎(東京都府中市・多磨霊園)
実業家。安政元(1854)年江戸に出て両替商に奉公し、元治元(1864)年小両替と日用雑貨を兼業する安田屋を開き、名を善次郎と改めた。爾来家運隆盛となり、慶応二(1866)年両替専業の安田商店と改称した。明治初年仙台藩会計用達および築地商法会社肝煎、明治七(1874)年司法省と栃木県為替方に任命された。明治九(1876)年川崎八郎左衛門と第三国立銀行を創立し、明治十三(1880)年には安田商店を安田銀行と改称し、また安田生命保険会社の前身共済五百名社を設立した。ついで第四十四、四十五、七十五の諸銀行を第三銀行に合併するなど、我が国経済界に大きな足跡を残した。大正十(1921)年9月28日大磯の別荘で、朝日平吾に刺殺された。享年84歳。
大正十年