もへい様寄贈
岡千仞(東京都目黒区・祐天寺)
仙台藩士。江戸昌平黌に学び、舎長にあげられた。のち京摂地方に遊学、大坂にて松本奎堂・松林飯山と共に双松岡塾を開いて子弟の教育に当った。志士清川八郎・本間精一郎らと交際し、藩内尊攘派と通じた。慶応四(1868)年の戊辰戦争に当って奥羽越列藩同盟に反対・画策して捕えられた。維新後仙台藩議事局議員となり、論功行賞に当る。明治三(1870)年大学助教となって家を東京に移し、のち修史館協修・東京図書館長を経て、明治十七(1884)年中国に渡り、李鴻章に中国改革論を示し、その卓見を賞されたという。大正三(1914)年2月18日没。享年82歳。
大正三年